やっぱり立ち寄りたい! 沖縄観光の定番スポット「第一牧志公設市場」

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初回投稿日:2023.11.27
 最終更新日:2024.03.27

やっぱり立ち寄りたい! 沖縄観光の定番スポット「第一牧志公設市場」

2023年3月にリニューアルオープンした「第一牧志公設市場」をご紹介します。

市場本通り
 
沖縄観光の定番「国際通り」から横に伸びるアーケード街「市場本通り」に入り、1分ほど歩くと、目的地の第一牧志公設市場に到着。

市民の胃袋を支える市場

第一牧志公設市場
 
沖縄県民の台所として親しまれてきたこの市場は、戦後間も無くして自然発生的に生まれた闇市がきっかけで誕生しました。
 
牧志公設市場内の平田漬物店

平田漬物店の漬物

牧志公設市場の上原ミート
 
現在入居する店舗はおよそ88店。島らっきょうを中心に、沖縄ならではの食材を使ったお漬物を扱う創業70年の漬物屋「平田漬物店」や、沖縄の食文化には欠かすことのできない昆布を販売する創業75年の「山城こんぶ屋」、鮮魚店、精肉店…それぞれのお店が第一牧志公設市場の歴史を作り上げてきました。
 

トロピカルな魚に出会える鮮魚店

牧志公設市場の鮮魚店
 
市場を散策中、一際目を引くのが色鮮やかな南国の魚。
 
カラフルなお魚
 
熱帯魚のような派手な見た目のイラブチャーや、赤い体に斑点模様が特徴的なアカジンミーバイ、フグの仲間で唐揚げやお味噌汁にもおすすめのアバサーなど、どの魚もインパクト大です。
 
魚久鮮魚の店舗
 
そんなお魚は、発送やお持ち帰りやはもちろん、施設内の飲食店で調理してもらえるサービス「持ち上げ」があります。
 
魚久鮮魚でカラフルな魚を選ぶ
 
「持ち上げ」システム(料理手数料1人500円)はとても簡単。1階の店舗で食材を選ぶとお店の方が魚に合わせたおすすめの料理を提案してくれるので、メニューが決まったら2階の食堂へ移動するだけです(購入した食材の引き渡しはお店の方にお任せ)。
 
魚久鮮魚のお姉さんとカラフルなお魚
 
今回訪れた「魚久鮮魚(うおひさせんぎょ)」で選んだのは「トガリエビス」。キンメダイの仲間で、高級魚として人気のある白身魚です。

購入した鮮魚を「持ち上げ」システムで味わう

トガリエビスのマース煮
 
購入したお魚は、2階の「お食事処 ツバメ」で調理していただきました。
 
お食事処ツバメで調理したマース煮を頂きます
 
「沖縄と言ったらやっぱりこれでしょう!」ということで、トガリエビスはマース煮に(マース煮は、塩と泡盛を使った沖縄の伝統的な煮物)。
 
トガリエビスのマース煮
 
しっとりフワッ。淡白な味わいの中に旨みを感じるマース煮は、トガリエビスの他にもミーバイ、マクブ、アカマチなどもおすすめだそうです。
 
新鮮な魚を新鮮なうちに味わえるのは、市場ならではの醍醐味。調理する店舗によって味付けや調理法が異なるので、お気に入りのお店を探してみるのも面白いかもしれません。
 

沖縄の旬をジェラートで堪能

H&Bジェラ沖縄の店舗
 
食後は、県産食材を使用したジェラートやスムージーが味わえる「H&Bジェラ沖縄」でデザートタイム。マンゴーやパイナップル、紅芋、たんかん、ドラゴンフルーツ、シークヮーサーなどの旬の県産フルーツを、果肉が凍らない温度の特製アイスケースの中でベースジェラートと合わせた「生ジェラート」は、おいしいだけでなく、通常のアイスクリームと比べて低カロリーで低脂肪なのも魅力です。
 
季節のフルーツジェラート
 
「何種類か味わってみたい」という方は、ジェラート3種類とフルーツ4種類がカップに入った「季節のフルーツジェラート(カップスリー)」を。
 
季節のフルーツジェラート
 
沖縄のトロピカルフルーツが織りなすオリジナルジェラートで南国気分をお楽しみください。
 
沖縄らしさが詰まった第一牧志公設市場は活気にあふれ、見て歩くだけでも楽しめます。沖縄観光の際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

第一牧志公設市場

住所 /
沖縄県那覇市松尾2-10-1
TEL /
098-867-6560
営業時間 /
8:00〜22:00(店舗で異なります)
定休日 /
毎月第4日曜日(12月は毎日営業)・正月・旧正月・旧盆(店舗で異なります)
Webサイト /
https://www.makishi-public-market.jp

舘 幸子(たち さちこ)

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